スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キョン「放課後ティータイム?」 後日談その2

キョン「放課後ティータイム?」の後日談です。
約三年ぶりという事実に驚愕。












平沢家

唯「う~ん~ん~んん~んんん~」

キョン「どうした?」

唯「う~ん、ここの問題がねぇ」

キョン「それはだ――すればいい」

唯「あーなるほどぉ」

キョン「わかったのか」

唯「うん。キョンくんのおかげだねぇ、うへへへ」

キョン「それはよかったよ///」

カキカキ

唯「……」

キョン「……」

唯「……」

キョン「……ん、どうした?」

唯「今の問題、もう一度おしえてください!」

キョン「わかってなかったのか……」


唯「あ、そうだ。お腹空かない?」

キョン「そういや、もう十二時過ぎてるな」

唯「憂に何か作って……って憂は出掛けてるんだった!? どうしよう!」

キョン「どうしようって、自分で作ったらどうだ?」

唯「へ?」

キョン「ん? 何だ……もしかして料理ができないのか?」

唯「そ、そんなことないよっ! ひとりでできるもん!」

キョン「(N○Kの番組みたいなことを言う)」

唯「ま、待ってて、すぐに作ってくるから!」

キョン「(なんでだろうな。無茶苦茶、心配な訳だが)」


唯「……」

キョン「それで十分経ったのに何もしていないのはなぜだ?」

唯「な、なんのことでしょう」

キョン「(目をそらしたな)」

唯「あ、そうだ。わたし、お腹一杯だから憂が帰ってきてからでいいや」

グー

唯「あっ」

キョン「はぁ」

唯「……」

キョン「いいさ、料理は俺がやる。食材は冷蔵庫にあるものを使っていいか?」

唯「え~悪いよぉ」

キョン「あれだ」

唯「あれ?」

キョン「か、彼氏ならこのぐらいのことは……だな……///」

唯「……うふふふ~」

キョン「はぁ」


翌日 部室

唯「うーん」

律「どうしたんだよ、珍しく悩んでるふりしてさ」

唯「ふりじゃないよ! 本当に悩んでいるんだよ!」

梓「そうは見えませんけど……」

律「あ、わかったぞ。キョンとの仲が危うくなったんだな」

唯「……」

律「え?」

梓「律先輩」

澪「律」

紬「りっちゃん」

律「あ、あたしが悪いの? ごめん、唯。困ってるなら相談に乗るからさ」

唯「……実はね、ついにやっちゃったんだよ」

澪「やっちゃった?」

唯「うん」

律「ま、まさか……」

梓「や、やめましょう! この話はここで終わりにしましょう! 危険な香りがします!」

紬「何をやっちゃったの?」

律・梓「(突っ込んだぁー!!!)」

唯「昨日、キョンくんが来たんだけどね」

律「ごくり……」

梓「(あーあー何もきこえなーい)」

澪「(本当に彼氏彼女の関係になったんだよな)」

紬「ドキドキ」

唯「ついにキョンくんの手作り料理を食べてしまいました!」

律・梓・紬・澪「………………」

唯「それがまた美味しかったんだぁ」

律「よ、よかったな」

澪「さあ、練習しよう」

梓「そうですね」

紬「唯ちゃんすごい!」

唯「あ、今度ムギちゃんも一緒に食べよう?」

紬「いいの? 唯ちゃん、ありがとう」

律「作るのはキョンだろ……」

澪「言うな律……」

梓「あの、それで結局は唯先輩は自慢話がしたかっただけなんですか?」

律「(直球!? 梓、恐ろしい子!)」

唯「はっ!? 忘れてた! 悩みを忘れたよ!」

澪「それホントに悩みなのか……」

唯「キョンくんのお料理を食べてて思ったんだぁ。キョンくんの彼女なのに何もしてあげられてないなぁって。憂もだけど、いつもやってもらってばかりだから」

梓「なるほど」

唯「だからね、今度はわたしがお料理をしようって思ったの」

律「いいんじゃないか」

紬「偉いわ、唯ちゃん」

唯「えへへ」

澪「でも唯って料理できるのか?」

唯「ううん」

律「早くも頓挫か……」ズルッ

唯「だから、どうやったらお料理ができるようになるのか考えてたんだよ」

梓「あーそういうことですか」

澪「無難に憂ちゃんに教えてもらったらどうだ」

唯「あっ!」

律「ん、どした?」

梓「これは身近に手本がいることに今気付いたという顔をしてますね」

唯「いやぁ、お恥ずかしい///」テヘヘ

澪・律・梓「(ええ~)」

紬「あ、誰かが覗いているわ」

律「何っ!?」

ガチャ

憂「お姉ちゃん、お料理ならわたしに任せて」

唯「憂! どうしてここにいるの?」

憂「台所を見たら、おねえちゃんのことが心配になって」

唯「憂~」

憂「おねえちゃん!」

ダキッ

澪「(台所と唯がどう繋がったんだろう)」


後日 部室

唯「いたっ!」

梓「どうかしましたか?」

唯「あ、ううん……なんでもないよ」

梓「……あの、どうして手を隠すんですか?」

唯「へ? か、隠してないよ!」

梓「律先輩! ムギ先輩!」

律「おうっ!」

紬「わあっ!」

ガシッ

梓「ではでは……」

澪「これ……」

梓「痛くないんですか?」

唯「うう、痛い~」

澪「料理の練習もいいけど、ギターが弾けないのは困るだろ」

唯「ごめんなさい」

律「それで料理の方は上達したのか?」

唯「前よりは。そうだ。今日、みんな食べに来なよ」

澪・律・梓「………………」

紬「わたし、行ってもいい?」

唯「おいでおいでぇ。りっちゃんたちは?」

律「あ、あたし? あたしは~」チラッ

澪「(なんでこっちを見る!)」

律「澪と約束があるからさ」

澪「(なんだとぉー!?)」

唯「そうなんだぁ、ざんねーん」

澪「(あ、わたしには聞かないのか)」

唯「あずにゃんは?」

梓「あ、わたしはその……なんというか……」

唯「え~、あずにゃんも来れないの?」

梓「わ、わたしも唯先輩のお料理は食べたかったんですけど、家の都合がありまして」

唯「そっかぁ、じゃあ仕方ないかぁ」

梓「(助かったぁ)」

律「(梓の奴、上手く切り抜けたな)」

澪「(すまんムギ、後は頼んだぞ)」


平沢家

紬「これ、本当に唯ちゃんが作ったの?」

唯「自信作です!」

紬「唯ちゃん、すごいわぁ」

憂「お姉ちゃん、すっごく頑張ったんだよね」

唯「えへへ、それほどでも~」

紬「た、食べてもいい?」

唯「どうぞどうぞ」

紬「いただきます」

パクリ

モグモグ

唯「ど、どうでしょうか?」

紬「…………」

唯「…………」

ゴクリ

唯「あ、あのぅ、ムギちゃん?」

紬「美味しい! 唯ちゃん、とっても美味しいわ」

唯「ほ、ホント!?」

紬「うん」

唯「や、やったよ憂!」

憂「やったね、お姉ちゃん」

唯「憂のおかげだねぇ。ありがとう、憂」

憂「そんなことないよ。お姉ちゃんが頑張ったんから(えへへ、ちょっと嬉しい///)」


後日 平沢家

キョン「で、これは一体」

唯「わたしが作ったんだよ!」

キョン「作れないんじゃなかったのか?」

唯「できる女は料理をしないんだよ!」

キョン「いや、それはどうだろうな」

唯「と、とにかく、ほぉらお食べ」

キョン「あ、ああ」

パクリ

モグモグ

唯「どおどお!?」

キョン「ん、美味いな」

唯「やったぁ!」

キョン「頑張ったんだな」

唯「えへへへ~、もっとほめておくれ」

スッ

ナデナデ

唯「な、なんかくすぐったいよぉ///」

キョン「す、すまん」

スッ

ナデナデ

キョン「なぜ、俺を撫でる」

唯「なんとなくだよぉ」

キョン「(ううむ)」

唯「なんか楽しいね」

キョン「そうだな」



唯「ん~ん~ん~?」

キョン「わからないところがあるのか?」

唯「先生! ここがわかりません!」

キョン「(料理の勉強の前にこっちをどうにかして欲しいもんだが……)」

唯「ん、なぁに?」

キョン「いいや、なんでもない(まあ、いいか)」



おわり

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

微笑ましい

いやー、素敵でした。
料理のできるカップルになれたね。
このシリーズはホントいつまでも見ていたいものです

No title

なつかしいw

いいねーやっぱり

Re: No title

> いやー良い物ですなー
あ、ありがとう(ビクビク

No title

いやー良い物ですなー
FC2カウンター
プロフィール

ゆりいか

Author:ゆりいか
ゆりいかのブログへようこそ!
SS等の晒し場です。VIPとパー速に生息していたりする。

ゆりいか:2009年春よりSSを書き始める。本来は萌えじゃなく、燃えが好きらしい。

だれかプロフィール画像をくれ。

このブログは、基本リンクフリーです。
相互リンクの際はコメント又はメールフォームから返信先を添えて一報ください。

相互リンク先の管理者様、日々お世話になっております。

カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
最新コメント
フリー
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。